Torolic World杯 - Millennium Championship 2003A.D.

(#040) "うし" The Wdt. COMMON-SENSE    2003

  2003年度オンライン・フラッシュWDT杯のチャンピオンが決定!
  今回の副賞は、ボードゲームの未定です。
  帰ってきたゲーム師関東ゲームサークル系の Game-er "うし"氏の功績に対して拍手!

      (Game-Masterの年間ツアーの最終成績はこちらへ

  年間チャンピオンシップとしては4年目に当たる2003年。昨年度劇的な最終戦の興奮冷めやらぬ中。2003年度最初の戦いは、なんと史上最高の50人を超える参加者を迎えることになります。その中でまた新チャンピオンが生まれました。やすみつさんは、ゲームサークル系といって良いプレイヤーですが、見事初優勝。この回の上位陣は、比較的新しい参加者が多くを占め新時代を予感させるものでした。対照的なのは、2003年度で激戦を戦ったふじどんさんが21位スタート。燃え尽きたわけではないでしょうが、これは苦しい年間ツアースタートとなりました。この会の初参加には、後に常連となる大土井郁弥くん氏、最期にトンでもないことをしでかすZakky氏が居ます。
  2戦目は、なんとなく強豪が順当に推移した感じがあります。次期チャンピオン候補の龍之介氏もそろそろかというこの頃、★ALL HIT!派のプレイヤーであるあんだーさんが4期連続の★ALL HIT!を記録。けえええさん無き今、記録面でこの人に敵う人は居ないのかという印象です。しかし、この回の優勝はうし氏でした。前年度はやや関西勢と新興勢力に隠れた感じがありましたが、この年はまた気持ちを新たに取り組んできたのか、という印象を受けました。
  3戦目は、何と言ってもあんだーさんの独壇場。連続★ALL HIT!記録の更新を含め、通算優勝回数5回に、史上2位となる得点差優勝と話題を振りまきました。しかし、その裏でゲームマスターの体調不良が…病気で倒れたためスケジュールの大きな後退がここから始まります。(一方で点滴を受けてEJF例会直行→ブラフの黄色いボードに目が眩む…といった気力面ではガンガんっていたつもりだったんですがlol)
  第4戦は、またまた初参加者が爆発する中(病気中とはいえ嬉しい悲鳴?)、ふじどんさんが2度目の優勝。他にもごんざぶろうさんが6位というのが目立っています。そして、そのことは岩手県勢の大活躍。岩手県の黄金カルテットの形成でした。1-5-6-21にお題TOP×2の大活躍。圧巻でした。
  第5戦は、史上初の出来事が起こりました。以前にも途中集計時にはよくあったことでしたが、何とか最後の方で解消されて表には出てきませんでした。しかし、この回は同点1位が2人! しかも、その1人が私(=ゲームマスター)とあっては穏やかではありません。一応、このことを想定して辞書の方にはタイブレイク制度を公言していたので私に有利な再拝を取ったわけではない、ことは理解していただけると思いましたが、自分でもこのような結果になるとはびっくりでした。結果は、私の勝ち。タイブレイク制は、私に2回目の優勝をもたらしました。この回から参加されたのがてっきい氏。個性派のプレイヤーがまた増えました。
  第6戦、上位陣安定の中、復活を印象づける今期2勝目のゲーム師。いわたさんがやや落ち込んでいるので、年間ツアーはあんだーvsうしの東西対決一騎打ちもあるかの様相を呈してきました。tjrk氏がこの回から参加されていますが、その独特なハンドルに印象を受けつつ、また外野では久々のゲームオリンピック開催か?という年になっていました。思えば前回の名古屋EJFチームのフラッシュ代表選手であった私…しかし、今回の参加は見送りを予定していました…
  第7戦、やはり上位陣安定が伺えるものの杉本未来さんがなかなか優勝出来ずにいるのが気にかかります。年間ツアーでは上位に食い込んでくるものとは思いますが、これに競り勝ったのが毎年必ず1勝を挙げているひらおか氏。史上2位となる最高順位アベレージでのV字飛行。この回も初参加者が多く、きりう氏等が初参戦を果たしています。
  第8戦は、なかなか面白い順位となった回と言えます。優勝は、WhiteWood氏。初参加以来好成績を記録してきた氏だけにびっくりはしませんでしたが、その下に居るのが善スズキ氏。EJF軍から久々にチャンピオンが誕生するのか? ゲーム的には囲碁やマルチゲームもこなす名うてのプレイヤー。ワードゲームでもその手腕を奮う日がついに来たかといった感じです。他にも9位のyakoさん等、新しい参加者が上位に来ているのが目に留まります。終盤戦に嵐が巻き起こるのかどうかは、このような新参プレイヤーに依存するかも知れません。
  第9戦は、そんてふさんが初優勝を飾り、まさに前回言ったように新たな動きが見え始めました。同時に史上5回目の完全回答を達成しその名を残したそんてふ氏。また一方で、史上4回目のWお題TOP未勝利があるなど話題が豊富ですが、新規プレイヤーも8人と記録的な数で、mittyun氏、集中豪雨氏、ふーみん氏、またゲーム会で活躍しているあおぞら氏を始め、某所から驚くべき方々もいらっしゃいましてスケジュールが遅れているのに申し訳ないな、といった感じでしたが、すごく刺激になったピリオドでした。
  最初の暫定順位が出る10月度。しかし季節は既に冬を迎えようとしていました。しかし、このオンライン・フラッシュは、過去最高の58人の参加者を記録。ぷーたらうさんやビーバーさんと言ったその後も活躍するプレイヤーが参戦する中、優勝したのは通算成績でけえええ氏の持つ6勝についに並んだあんだー氏。まさに歴史的1勝。上位陣も、てっきい氏、大土井郁弥くん氏、yako氏、フィリピンの鷹氏、kojikoji氏などなど百花繚乱というか非常に賑やかでした。年間ツアーは、うし氏が沈み、あんだーさんが昨年の雪辱を晴らすかという雰囲気。
  第11戦は、プレイヤー数が50人前後で推移する中、大土井郁弥くん氏や龍之介氏等を押さえてZakkyさんが優勝することになります。しかし、このことがさらなるドラマを生むとは夢には思いませんでした。Zakkyさんと言えば、度々優勝争いに食い込むような印象はそれまでになく、ややノーマークであったところに初優勝。年間ツアー争いを演じているプレイヤー達はこの回相対的に沈みました。mrshさんやヒロシさんがこの回から参加。海外に居ながらも参加してくれているjinさんが初のTOP10入りしたのもなかなか印象的でした。
  2003年度最終戦、驚くべきことが起こりました。結果から言うとZakkyさんの史上2度目の連覇達成。これがあるから分からない。うし氏もあんだー氏も、ひらおか氏もまだ成し遂げていない記録をなんといともあっさりと達成してしまったZakky氏。この連覇で彼の名は永久に私の胸に刻み込まれることでしょう。そして年間ツアーの方はというと、あんだー氏がこの回に不参加となり、平均値で僅か0.1ポイント差でうし氏の2年ぶり2回目の総合優勝が決定しました。あんだー氏の不参加にややアシストされた形ではありましたが、最後を無難に準優勝で仕上げてくる辺りは流石ゲーム師。それは、大いに称えられるでしょう。年間順位は、龍之介氏が4位と健闘しそのポテンシャルを示しました。WhiteWood氏、そんてふ氏のTOP10入りもこの年の収穫と言えるでしょう。




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